【キャンプレポート】真夏でも寒さを感じる涼しさ!「何もないを楽しむ」山奥の避暑地「けやき平キャンプ場」report by aoo_works

いばらきキャンプアンバサダーが県内キャンプ場のレポートを書く当企画。
アンバサダーならではの視点でキャンプ場を紹介します。
今回レポートするのは、高萩市(たかはぎし)の山奥にある「けやき平キャンプ場」です。
標高530mに位置する、静寂に包まれたキャンプ場での、真夏とは思えないほど涼しくゆったりとした避暑キャンプの様子をお届けします!
真夏でも寒さを感じる涼しさ!「何もないを楽しむ」山奥の避暑地「けやき平キャンプ場」 report by aoo_works
みなさん、こんにちは。
いばらきキャンプ26年度アンバサダーのaoo_worksです。
夏の猛暑の時でも暑さを凌げる茨城のキャンプ場をご紹介いたします。
茨城県北部 高萩市の山間に位置する「けやき平キャンプ場」です。
その特徴と、現場の雰囲気について皆さんにご紹介していきます。
【1,けやき平キャンプ場の7つの特徴】
(1)涼しい!
山の中で標高が高めで、真夏でも朝夜は涼しさを感じられます。
(2)かなり山の中!
途中細い林道や急坂を通ります。大きい車の場合は注意が必要。
(3)静か!
山の中である分、本当に静かに過ごせます。セミや鳥の鳴き声、風が抜ける音のみで静寂を楽しめます。
天気が良ければ夜は満天の星空が見られます。
(4)電波状況
Softbankの場合は不便なく繋がり良好な電波状況でした。
docomoは厳しいという口コミあり、注意が必要。
(5)営業時期に注意
冬季(12月~3月)は休業となりますので注意が必要です。
(6)管理人は非常駐
高萩市営のキャンプ場で、予約は市役所へ電話して予約となります。
市から委託を請けた方が管理所におられますが、夕方16時頃には帰られてしまうのでそこからは無人となります。
(7)トイレ・水回りは比較的締麗
トイレは水洗式、水場も完備です。
【2,サイトの紹介】
~険しい道のりと、入場前に立ちふさがる「儀式」~
このキャンプ場は高萩市の山奥に位置しており、はっきり言って本当に山奥です。
国道461号線を進み、紅葉で人気の花貫渓谷を越えてどんどん登っていきます。
途中で人気キャンプ場「小滝沢キャンプ場(無料!)」の入り口も越えてどんどん登っていきます。
車内表示の温度計もどんどん下がっていきます。
国道461号線を進むと「けやき平キャンプ場」の看板が見えますので、そこから細い林道を延々と進んでいきます。
林道は一応舗装はされていますがあちこち凹みがあったり道幅がとても細いので慎重に進んだ方が良いですね。
私が先日訪れた時は台風の影響で木の枝などが落ちて所々道路を覆っていました。
林道を2.5Km強進むので、初めての方は「もしかして通り過ぎたのでは?」と不安になりますが我慢して進んでください。
我慢して進んでいくと「けやき平キャンプ場」の看板が出てきますのでそこを入ります。
ここから再び急坂が続きます。
ここは土岳という山の登山道と一緒になっていて、途中に登山者用の小さな駐車場があります。
そこから先はキャンプ場利用者しか車の乗り入れが出来ず、一旦車を降りて鉄製チェーンを外し、
通り過ぎてもう一度チェーンを閉めるという「入場の儀式」があります。
ここからキャンプ場までまた急坂で更にくねくね曲がっていますので緊張が解けません。
私のジムニーでは2速でしか登れませんでした(汗
【2,サイトの紹介】
~山奥の静寂に到着!~
その急坂林道を我慢して登っていくと、視界が開けて「けやき平キャンプ場」にようやく到着です。ホッとする瞬間です。
キャンプ場の入口に小さな管理所がありここで受付と支払いを済ませます。
この管理所には管理人の方のみで売店などはありませんので、必要な物資は事前に買い物を済ませて準備する必要があります。
近隣にはスーパーやコンビニがありませんので忘れ物をするとかなり時間をかけて下界まで買い物に行くことになります。
但し、薪は売っています。ごみは自分で持ち帰りで、焚火の灰は処分して頂けます。

冒頭の特徴に記載した通りこちらのキャンプ場は標高530mの山の中にありまして下界?と比べて気温が低くもともと茨城県北部なので都心と比べると気温は低いのですが日がくれると気温も想像以上に下がって涼しく過ごせました。
私が先日訪れた8月15日~16日は最高気温が25°C、夜はぐっと下がって20°Cを下回り、半袖のシャツでは寒さを感じました。
真夏の暑さに慣れた体には気温20°Cを切ると寒く感じられます。
ですので真夏にも関わらず焚き火の熱がとても心地よく、しまいには焼酎お湯割りに切り替えるくらいの気温になりました。
※気温は当日の天候に左右されますのであくまで目安です。
【2,サイトの紹介】
~ほぼ貸し切りの贅沢な時間~
私が訪問した日は、私の他に2人組のソログルチームが1組だけで、離れた場所に設営したのでほぼ完ソロに近い状態でした。
初めてここに訪問したのは3年前の夏。この時は完ソロでした。
その後も何度か訪問していますが、毎回2組から3組くらいだったので、とてもゆったりと過ごせました。
管理人の方が16時頃には帰宅されてしまいますし、他の組もとても静かな方だったこともあり、セミと鳥の鳴き声だけが周囲を包みこんでいました。
セミの鳴き声だけが響いて、かえってそれによって静寂を感じるのは私だけでしょうか。

涼しいといって昼頃の直射日光下での設営は汗だくになります。
暑いので急いで設営し付近の散策に出ました。
ここは土岳という標高599.7mの低山の登山ルートになっており、キャンプ中に2,3人の方が登っていかれました。
頂上まですぐに行けるんですが、この日は先日の台風と大雨の影響で道の状態が悪く、またシューズもトレッキングができるものではなかったので頂上は断念。
キャンプ場から少し山に入ったところに大きな欅の大木「けやきたろう」があり、そこまで行って「けやきたろう」にキャンプの無事を祈り、テントに戻ってお楽しみの乾杯をスタート!

欅の巨木「けやきたろう」
設備の面では、水洗式のトイレが完備されており比較的結麗です。
ウォシュレットや温かい便座はありません。
ここは冬季(12月~3月)は閉鎖されるので温かい便座は不要ですね。
水場も完備されていますがお湯は出ません。冬季は閉鎖なので、お湯無しでも問題ないですね。
水は煮沸して飲用してくださいという張り紙がありました。
私もお湯を沸かして料理に使用しましたがもちろんお腹を壊すとかいうことはありません。
山の中ですので当然虫類は多いです。
バッタは結構飛んでますし、トンボも飛び始めていました。
アブが多い印象ですので、苦手な方は対策を準備した方が良いですね。
キャンプ場に到着して車を停めるとアブが窓にガンガン当たってくるくらい勢いが良く
「なんか恨みでもあるのか?」と思うほど突進してくるので車を降りるのを躊躇う感じなんですが、外に出てしまえば何故か不思議と寄ってきませんしこれまで一度も刺されたことがありません。
日没のころ、遠くの山が夕日に照らされて綺麗なんですが、私が訪問した日はあいにく雲が多くて見られませんでした。
タイミングが合えばマジックアワーの光景が楽しめると思います。
辺りが薄暗くなってくると更に気温が下がって涼しさが増し、真夏なのに焚火の熱が心地よい感じです。
標高が高めのキャンプ場を選んで良かった!と思う瞬間です。
夜は星空が楽しめるんですが、私が設営した場所の傍には街灯があったためその灯りが若干星空を邪魔していました。
19時を越えたあたりから涼しさを通り越して寒くなり、お酒も焼酎お湯割りに切り替えるほどでした。
真夏にお湯割り! いいですねぇ!

【3,キャンプ場周辺のおすすめ観光スポット】
いかがでしたでしょうか。
けやき平キャンプ場の魅力が少しでも伝われば良いのですが。
最後に、キャンプ場周辺のご紹介をいたします。
本文でもお伝えした通り、山の中でなにもないキャンプ場です。
私はあえて「なにもないを楽しむ」を目的にして毎年訪問しています。
<周辺情報>
(1)清流の里 花貫物産センター
高萩市が運営する小さな物産センター。
地元の農家の方が出した野菜類がお安く購入できます。
近隣にスーパーは無いですが、ちょっとした野菜類なら調達可です。
小さな食堂もありますが食事の提供時間が11:00からとなりますが飲み物とソフトクリームはその時間前でも購入できます。
私は毎回ソフトクリームを食べて帰るのが恒例となっています。
(2)花貫渓谷
国道461号線沿いにある美しい渓流が楽しめる景勝地です。紅葉の名所でもあり、その時期の週末は渋滞するので注意が必要。
紅葉で人気の汐見橋(吊り橋)などが人気で写真撮影スポットとなっています。
(3)小滝沢キャンプ場
花貫渓谷にある無料のキャンプ場です。渓流のすぐそばに設営できる好立地です。
設備が最低限のシンプルな場所であり、どちらかと言うとキャンプ慣れした方向きです。
この近辺には、「みどりのオートキャンプ場 あさの郷」や「天空の庭 天馬夢キャンプ場」など他にも魅力的なキャンプ場があります。
(4)花貫ダム
海(太平洋)を眺めることができる日本でも珍しいダムです。
ダムの上(えん堤)を歩くことができますが最近はずっとダムの駐車場が閉鎖されていますので、遠くに車を停めて歩いていくしかない?
aoo_worksさん、レポートありがとうございました!
真夏の猛暑を完全に忘れさせてくれる標高530mの圧倒的な涼しさと、チェーンを自ら外す「入場の儀式」を乗り越えた先にある静寂のロケーションが非常に魅力的でしたね。あえて「何もないこと」を贅沢に楽しむ大人のソロキャンプスタイル、そして帰り道に物産センターで名物のソフトクリームを食べるお決まりのコースも、ぜひ真似してみたくなります。 皆さんも日常の喧騒から離れ、けやき平キャンプ場で、心澄み渡る静かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
〈けやき平キャンプ場〉
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